光BBユニットレンタル

ソフトバンク光の光BBユニットをレンタルするべき理由とは

ソフトバンク光には色々なオプションがありますが、その中でも一番見聞きしたり契約の時に話に上がるのが光BBユニットのレンタルなのではないでしょうか。

実はこの光BBユニットはソフトバンク光のインターネットサービスのパフォーマンスを最大限に引き出すために必要な機器で、例え毎月レンタル料がかかったとしても利用した方がいいオプションなんですよ。

とはいっても毎月の出費に関わってくることのなので、ただ光BBユニットをレンタルしてねと言われてもすんなり納得できないものですよね。

そこでこちらの記事では何故光BBユニットが必要になってくるのかを以下の目次の通り順番にお伝えしますので、あなたの疑問の解決に繋がればと思います。

 

ソフトバンク光の光BBユニットとは

光BBユニット

光BBユニットって一体何なの?と思う方もいるのではないでしょうか。

簡単に言うと光BBユニットはブロードバンドルターです。

ソフトバンク光の回線を一度に沢山の機器に繋ぐための機器で、無線LANルーターとしての機能も同時に兼ね備えています。

最近だとたとえ一人暮らしでもパソコンやスマホそれにタブレットと何台も一度にネットにつなぐことが多いと思います。

そう考えると光BBユニットのようなブロードバンドルターは光回線でネットを楽しむための必需品と言えますね。

光BBユニット基本的な配線方法

ソフトバンク光の光BBユニットは図のようにNTTのONUホームゲートウェイの下層に取り付ける仕様となっています。

 

光BBユニットの性能(仕様)

光BBユニット2.3(E-WMTA2.3)の製品仕様

WANポートインターフェース1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
伝送速度1Gbps
WANポート1ポート
LANポートインターフェース1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
伝送速度1Gbps
LANポート4ポート
内蔵無線LAN機能無線LAN規格IEEE 802.11b/g/n/a/ac
周波数帯2.4GHz帯/5GHz帯
使用チャンネル 2.4GHz1 ~ 13(自動:1 ~ 11)
使用チャンネル 5GHz36 ~ 64,100 ~ 140(自動)/36 ~ 48(自動)/
52 ~ 64(自動)/100 ~ 140(自動)/36/40/44/48
暗号化方式WPA2/WPA(PSK:AES),WPA(PSK:TKIP),WEP
伝送速度最大 1.3Gbps
その他ポートUSBポート2ポート
電話機ポート 1ポート
動作環境周囲温度5 ~ 40℃
周囲湿度15 ~ 85%(結露しないこと)
定格電圧12V
定格電流2.5A
最大消費電力30W
電源ACアダプタ
入力AC100V、50/60Hz
外形寸法高さ195mm×横幅140mm×奥行36mm
本体重量約670g
主な機能IPアドレスの固定割当(最大8エントリ)
ポート転送(最大16エントリ)
UPnP
DMZ
パケットフィルタ
SSIDステルス
マルチSSID
PPPoEマルチセッション(最大2セッション)
MACアドレスフィルタリング(最大16エントリ)

内蔵WiFi機能はWiFi5までの対応となっています。最新のWiFi6には未対応ですので、WiFi6対応のIPHONE 11は光BBユニットのみの場合性能を100%発揮する事ができないのです。

上の段落光BBユニットの接続図中の光BBユニットより下層にWiFi6対応のルーターを別途接続する事でWiFi6に対応する事ができます。

 

光BBユニットの月額料金

光BBユニットのレンタル料金は月額で467円(税込513円)です。

申し込むとソフトバンク光の各プランに467円(税込513円)プラスした料金が毎月請求されます。

購入はできないので注意してくださいね。

 

ソフトバンク光には光BBユニットが必要

光BBユニット基本的な配線方法

光回線を何台もの機器で同時に利用するにはルーターが必要になるとお伝えしました。

ソフトバンク光でWi-Fiや何台もの機器を使おうと思った時、光BBユニットなしでは繋がらないのか?

NTTのONU一体型ホームゲートウェイには光BBユニット同様で光電話用のポートやLANポートも4ポート装備されています。更にはWiFiカードを差し込みWiFiも利用出来る仕組みになっているのです。

それを使えば良いのでは?といった疑問がでてきますよね。

実はそれを使ってもインターネットは可能なのです。

更にホワイト光電話は使えませんが、光電話(N)は使えるのです。

光BBユニット本当に必要なの?といった疑問だけが残りますよね。

お伝えしました最低限の状態であなたの必要な環境を満たしている場合は光BBユニットいらないのです!

で終わっても良いのですが、こちらの記事自体が不要となってしまいますので、順番にソフトバンク光は何故光BBユニットが必要なのか?をお伝えします。

 

光BBユニットがないと通信速度に期待できない

光BBユニットのレンタルが必須と言える一番の理由からお伝えしていきます。

先にお伝えした光BBユニットをレンタルしない構成ではIPv6通信も可能ですから、一見それで良いとなってしまいがちです。

IPv6通信出来るなら速いんでしょ?それで解決!ときっと大勢の人が勘違いしているかと思います。

IPv6、実はIPアドレスの規格の話で回線の速さに関係はほとんどありません。

現在のIPv4規格のIPアドレス(インターネット上の住所)がすでに枯渇している問題を解決するための次世代IPアドレスの規格がIPv6なのです。

IPv6=速い ではないのです。IPv6は速さに関係無い です。

それではインターネット回線の速度に関係してるのはなんなの?

よくIPv6に続けてIPoEって見たことないですか?

速さに関係する部分はそのIPoEやPPPoEと示されている部分なのです。

IPoEやPPPoEについては長くなりますので別の記事でまとめてあります。そちらを参考にして頂ければと思います。

こちらではIPoEは速い、反対にPPPoEは遅い と結果のみをお伝えしておきます。

もうお分かりになられたかと思いますが、NTTのONUホームゲートウェイのみの構成ではPPPoE接続になってしまい、高速な通信に期待が出来ないないのです。ハッキリ言えばインターネット回線は遅いのです。

フレッツ光と同じになってしまうのです。

フレッツ光の回線速度

フレッツ光の速度

高速な通信に期待するならIPoE接続を利用する必要があります。このIPoE接続を可能としているのが光BBユニットなのです!

ソフトバンク光ではそれを高速ハイブリッドといったネーミングで提供しているのです。

高速ハイブリッドを利用するなら光BBユニットが必要になるのです。

光BBユニットで実際に速度測定した結果が以下の画像になります。

ソフトバンク光Ipv6Ipoe速度

513円の差でこの速度差!お金を支払う価値があると言えますね。

ちなみに光BBユニットがない状態の速度結果はYoutubeも止まりまくってしまいます。

この差が気にならないようであるなら、もちろん光BBユニットは不要です。

 

本当に光BBユニットを繋ぐと通信速度が上がるの?

私が実際に光BBユニットを利用した場合と利用しなかった場合の通信速度の測定結果をおつたえしましたが、本当に光BBユニットを繋ぐだけでソフトバンク光のネットのスピードが安定するのか疑問に思うかもしれません。

でもちょっとTwitterやネットで口コミを探すだけで光BBユニットでネットの速度が安定したという声がいくつも出てきます。

Left Caption
光BBユニットを使える前は上り3.53Mbps下り160Mbps、でも光BBユニットを使うと上り288.5Mbps下り320.5Mbps
Left Caption
速度が出ないので光BBユニットに申し込んだら上り596.06Mbps下り606.43Mbps

このように口コミからもソフトバンク光を快適に使うには光BBユニットが欠かせないことがわかりますね。

 

ホワイト光電話を利用するなら光BBユニットが必須

ソフトバンク光に申し込むのと同時にお得な固定電話サービスにも申し込もうと考えている方は多いと思います。

ソフトバンク光にはホワイト光電話、光電話(N)、BBフォンという3つの固定電話サービスがあり、いずれのサービスも基本料金・通話料ともにアナログ電話よりお得に使えます。

このうちホワイト光電話とBBフォンの固定電話サービスを使うには光BBユニットが必ず必要になるんです。

BBフォンは基本料金がかかりませんが、ホワイト光電話や光電話(N)の場合は月額で最低500円(税込550円)かかります。

これに光BBユニットのレンタル料467円(税込513円)を足したとしても967円(税込1,063円)/月となり、通常のNTTアナログ電話の月額基本料金1,650円/月程度よりは500円ほど安くなる計算です。

Left Caption
光BBユニットも必要で、固定光電話も必要とドンドン毎月の料金が加算されて高額になってしまうんじゃないの?

安心してください詳しくは以下でおお伝えしますが、重要かつ必要とされる頻度が多いオプションは、一定の条件で3つセット(光BBユニット、固定光電話、WiFiマルチパック)で月額利用料金が500円(税込550円)にまで割引されるサービスがあるのです。

 

おうち割光セットとも密接な関係がある

ソフトバンク光に申し込もうと思う一つの動機にソフトバンクのスマホを使っているからおうち割光セットでスマホの料金を割引してもらいたいというのがあるのではないでしょうか。

おうち割光セットはソフトバンクのネットとスマホを両方利用することで受けられるサービスで、家族全員のソフトバンクのスマホ月額料金から500円(税込500円)から1,000円(税込1,100円)割引が受けられるというものです。

ただおうち割光セットを適用するには、オプションサービスの光BBユニットのレンタルに加えて以下の2つと合わせて3つのオプションサービスに加入する必要があるのです。

固定光電話サービス

Wi-Fiマルチパック

この3つのオプションは普通に加入すると合計で2,000円前後になるのですが、おうち割光セットを適用する場合は全部まとめてオプションパックという扱いになり月額500円(税込550円)で利用できます。

スマホの割引の代わりにオプションに加入というと結局損なんじゃないのと考えてもおかしくありませんが、月額500円(税込550円)で固定電話もWi-Fiも更には光BBユニットで高速回線環境を使えるので必要としている場合は、よりお得になるんですよ。

 

光BBユニットに関する注意点

ここでは光BBユニットを利用する上での注意点を紹介したいと思います。

光BBユニットに申し込む前の方はもちろん現在レンタルして使用中の方も参考にして頂ければと思います。

 

光BBユニットでWi-Fiを繋ぐ2つの方法

実は光BBユニットの無線LANルーター機能はレンタルしただけで使えるわけではありません。

Wi-Fiを繋ぐためには次の2つのうちどちらかの手順が必要になりますよ。

Wi-Fiマルチパックに申し込む

光BBユニットの下層(後方)に市販の無線LANルーターを繋ぐ

Wi-Fiマルチパックはソフトバンク光のオプションの一つで、これと光BBユニット両方のオプションに加入して初めて無線LANルーター機能が使えます。

単独で申し込むと月額990円(税込1,089円)かかるのですが、上で紹介したおうち割光セットの条件の一つでもあるのでおうち割光セットを適用する場合はオプションパックの料金500円(税込550円)でお得に使うことができますよ。

ソフトバンクのスマホをお使いでない場合は光BBユニットのレンタル料とWi-Fiマルチパックの料金を両方支払うのはちょっと・・・と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その場合は光BBユニットをレンタルしたうえで市販の無線LANルーターと繋ぎましょう。

光BBユニットなしで市販のルーターはNGですが光BBユニットと市販のルーターが両方ある場合は大丈夫です。

 

光BBユニットのバージョンが古い場合は交換が必要

ソフトバンク光BBユニット

光BBユニットの機種は定期的にモデルチェンジされています。

そして今現在各ご家庭で利用されている機種にはこの4種類があります。

  • E-WMTA2.1 (最大通信速度100Mbps)
  • E-WMTA2.2 (最大通信速度1Gbps)
  • E-WMTA2.3 (最大通信速度1Gbps)
  • E-WMTA2.4 (最大通信速度1Gbps)

この中でE-WMTA2.1だけが最大通信速度100Mbpsまでしか出ないことに気付いていただけたのではないでしょうか。

ソフトバンク光の標準プランだと最大通信速度は1Gbpsなので、これだとルーターが速度が出るのを邪魔している状態になってしまっていますね。

光BBユニットに貼ってあるラベルには機種名が記載されているので、もしそれがE-WMTA2.1なら機種を交換してもらいましょう。

交換は無料で対応してもらえます。

ソフトバンク光のHPからMy Softbankを通じて簡単に手続きができますよ。
https://ybb.softbank.jp/member/yf/bbunit/

申し込み後新しい機種が発送されるとメールで通知されるので、今お使いの光BBユニットを段ボールに梱包してください。

新しい機種を受け取ったその場で配達員の人に古い機種を渡すことで交換の手順が完了しますよ。

 

光BBユニットを申し込む方法

もし今現在既にソフトバンク光をお使いでこれから光BBユニットレンタルを申し込みたいという場合はどうすればいいのでしょうか。

以下の3か所から手続きすることができます。

My SoftBank https://www.softbank.jp/mysoftbank/

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ソフトバンク光のお問い合わせ窓口へ電話(0800-111-2009 年中無休10時から19時)

申し込みをすると自宅に機器が送られてくるので自分で配線をするようにしてくださいね。

 

ソフトバンク光の光BBユニットまとめ

必須級のオプションサービスと言われている光BBユニットのレンタルですが以下の環境である場合必ずしも必要であるとは言えません。

おうち割光セットの利用予定がない

光電話などの固定電話サービスを必要としていない

光BBユニットがない状態の通信速度で不満がない(高速な通信環境を必要としていない)

光BBユニットなしで速度が安定することはなかなか難しいので、ソフトバンク光を申し込むならほとんどのケースで光BBユニットが必要になってくると考えられます。

ソフトバンク光の他のオプションについては必要だと思った時に随時加入すればいいのですが、光BBユニットレンタルに関しては、通信速度に期待する場合ソフトバンク光加入と同時に申し込むことで余計な手間を除けるでしょう。

ソフトバンク光は代理店から申し込むのがいちばんお得ですが、その場合も代理店に直接光BBユニットをレンタルしたい旨を伝えれば大丈夫ですよ。

ソフトバンク光はキャッシュバックがもらえてオトクに申し込むことが出来ますが、その際には代理店選びを慎重になさってください。

最悪申し込み先を間違えるとキャッシュバックがもらえないことになりかねません。

以下の記事でソフトバンク光のキャッシュバックについて詳しくお伝えしていますので参考にして頂ければと思います。