@niftyからソフトバンク光に乗り換え

@nifty光からソフトバンク光に乗り換える2種類の方法とは!

光回線に一旦は@nifty光を選んでみたものの、やっぱり他の業者に乗り換えたいと思うことだってありますよね。

そんな時同じ光コラボのソフトバンク光に乗り換えるなら簡単な手続きだけであっさり乗り換えられることもあるんです。

しかもソフトバンク光にするとソフトバンクのスマホ料金がお得になるサービスもあるので月々の負担が減らせるかもしれません。

ここでは@nifty光からソフトバンク光に乗り換える方法や乗り換えにかかるかもしれない違約金などの負担を0円にする方法など徹底的に解説していきますよ。

 

@nifty光からソフトバンク光に乗り換える方法は?

@nifty光からソフトバンク光に乗り換える場合、どちらもフレッツ光の光コラボレーション回線ということで、乗り換えは事業者変更ですることになります。

事業者変更は2019年7月から新しく始まった制度で、このおかげで光コラボ間の乗り換えを自由に気軽に行えるようになっていますよ。

 

@nifty光からソフトバンク光に事業者変更する手順

事業者変更は光コラボレーション回線特有の乗り換え方法で、手順がとても簡単なのが特徴です。

@niftyの光電話で050ではなく市外局番で始まる番号を使っているならその電話の番号を簡単に引き継げるようになっています。

それに立ち合いを伴う工事もないので忙しい方も安心ですね。

@niftyからソフトバンク光に事業者変更する具体的な手順は以下の様になります。

  • STEP.01
    @nifty光から事業者変更承諾番号を取得
    ソフトバンク光に事業者変更で乗り換える為には、現在契約中の@niftyから事業者変更番号を発行してもらう必要があります。
    @nifty光事業者変更受付窓口
    【電話番号】03-6625-3265
    【受付時間】平日10:00~17:00
    事業者変更番号は15日の有効期限がございますので、ソフトバンク光に申し込むタイミングから逆算すると良いでしょう。
  • STEP.02
    ソフトバンク光に事業者変更を申し込む
    事業者変更番号が取得できましたら、ソフトバンク光への申し込みとなります。
    @niftyとの契約は自動的に解除されますが、@nifty光のオプション等に加入している場合は別途解約が必要になってくる場合があります。
    ソフトバンク光への申し込みはソフトバンク光に直接申し込んでしまっては、もらえるはずのキャッシュバックがもらえませんので、事業者変更でも申し込み先を工夫して代理店経由で申し込むとお得ですよ。
    大体事業者変更でもらえる代理店独自のキャンペーンのキャッシュバック特典は15,000円前後となっています。

    ソフトバンク光の申し込み先窓口によりキャッシュバック金額やキャッシュバックを受け取るまでの条件などが大きく違います。

    悪質な窓口で申し込んでしまってはもらえるはずのキャッシュバックも条件が厳しくもらえなくなってしまいますので、申し込み先は慎重に選んでみてください。

    以下の記事でソフトバンク光のキャッシュバックについて詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

  • STEP.03
    ソフトバンク光への切り替え日を決定
    事業者変更での乗り換えにはほとんどの場合で工事がありません。
    局側での切り替え工事のみとなります。
    ソフトバンク光の申し込み後、ソフトバンクより切り替えの日程などが案内され切り替えの日時を決定する事になります。
    切り替えの日時がきまりましたらショートメールSMSなどでも切り替え日の案内が届きます。
  • STEP.04
    ソフトバンク光の機器が届く
    光BBユニットの申し込みを行った場合は、切り替え日前にソフトバンク光設置先住所に光BBユニットが届きます。
  • STEP.05
    切り替え日以降に光BBユニットの取付
    光BBユニットの申し込みを行った場合は、切り替え日時以降に光BBユニットを取り付けます。
    光BBユニット(WiFiマルチパック等)を申し込まない場合は切り替え日以降既に設置されているNTTのホームゲートウェイを利用してソフトバンク光が開通します。
    光BBユニットの取付方法などは送られてくる契約情報の案内のショートメールからソフトバンク光専用の取付案内ページに移動して取付を行います。
    非常に親切な構成となっていますので、そういった機器の設置が得意じゃなくても接続できるよう構成されていました。
  • STEP.06
    レンタル機器の返却
    @niftyよりレンタルしている機器があれば、@niftyに返却します。
    NTTのロゴが入った機器はNTTの機器ですから返却の必要はありません。
  • STEP.07
  • STEP.07違約金がある場合は申請手続き
    ソフトバンク光あんしん乗り換えキャンペーンを使用して@niftyで違約金が発生している場合はソフトバンク光に違約金還元の申請を行います。
    @niftyを解約後(ソフトバンク光に切り替え後)の翌月以降の請求明細書に違約金などの明細が記載されてきますので、違約金と分かる請求明細が発行されてからの請求となります。
    申請方法も簡単で明細書の画像をソフトバンク光の専用ページからアップロードする事で簡単に申請が出来ます。

    他社の違約金を還元してくれるソフトバンク光の安心乗り換えキャンペーンにつきましては以下の記事で詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

事業者変更でかかるかもしれない費用

事業者変更は手続き自体は簡単なものの、@nifty光を解約することになるので違約金などの費用を請求されることが考えられます。

その場合の費用一覧はこちらです。

事業者変更番号発行手数料

長期契約している場合の契約解除料

  • 2年契約の場合 9,500円(税込10,450円)
  • 3年契約の場合 20,000円(税込22,000円)

分割払いしている工事費の残額[ホームタイプは18,000円(税込19,800円)、マンションタイプは15,000円(税込16,500円)の30回払い]

事業者変更承諾番号発行手数料については@nifty光のページにはっきりと記載はないのですが、番号発行に3,000円(税込3,300円)の手数料がかかるのが普通です。

@nifty光の契約では2年契約自動更新か割引のある3年契約の自動更新かを選べるようになっていてそれぞれの年数にことなった契約解除料が設定されています。

契約更新期間以外に解約した場合、解除手数料が請求されることになってしまいますよ。

@nifty光に加入した時の初期工事の費用を分割払にしてそれを払い終えていない場合は、残額を一括で請求されてしまいます。

フレッツ光から@nifty光に転用したという場合は@nifty光で工事していなかったとしても、フレッツ光の初期工事費を引き継いでまだ払っていることも考えられます。

フレッツ光に加入してから30か月たっていない場合は工事費が残っている可能性が高いので、月々の明細書などで確認するようにしてくださいね。

 

違約金を負担せずソフトバンク光に事業者変更するには?

途中解約による解除手数料に関しては契約更新月に解約する事で支払う必要がなくなります。

契約更新月は

2年契約の場合 最初の更新月は開通してから25か月目 その後2年周期で繰り返し

@nifty2年自動更新

3年契約の場合 最初の更新月は開通してから37か月目 その後3年周期で繰り返し

@nifty3年自動更新

なので、工事費を払い終えた後の最初の契約更新月で解約した場合は事業者変更承諾番号発行手数料だけの負担で解約することができますね。

いろいろな事情で2年から3年ごとに1ヵ月間しかないこのタイミングピッタリに解約するのは難しく感じる方も多いのではないでしょうか。

しかも契約更新月を狙ったとしても事業者変更の手続きに時間がかかったりすると、更新月から1月ズレて解約になってしまったりすることも考えられるんです。

でもソフトバンク光に乗り換える場合はこれらもろもろの費用についてほとんど気にする必要はありません。

ソフトバンクが公式で行っているあんしん乗り換えキャンペーンに申し込みさえすれば、解除手数料や@nifty光の残額さらに事業者変更承諾番号発行手数料まで@nifty光に払ったすべての費用を後から返還してもらえるんです。

ソフトバンク光あんしん乗り換えキャンペーンでの還元金額の上限は10万円ですからほとんどの場合でこれを上回ることはないと考えられます。

このキャンペーンがあることで@nifty光からソフトバンク光へ事業者変更するハードルはものすごく下がりますよね。

でも1つだけ注意したいのがフレッツ光の工事費が残っていた場合その分は補償対象にならないので自己負担になってしまうことです。

事業者変更をソフトバンク光の代理店から申し込んだ場合、15,000円くらいのキャッシュバックをもらえる可能性があるのでこちらで補填できるのではと思いますよ。

 

@nifty光とソフトバンク光の料金の比較

@nifty光からソフトバンク光に乗り換えるということは、月々のネットの料金が変わるということでもあります。

そこで実際どれくらい料金に差が出るのか、スマホの割引にも触れながら説明していきたいと思います。

ソフトバンク光と@nifty光の料金の比較が以下の様になります。

インターネット回線ホームタイプマンションタイプ
@nifty3年31ヵ月目まで4,600円
(税込5,060円)
3,480円
(税込4,268円)
32ヵ月目以降5,200円
(税込5,720円)
3,980円
(税込4,378円)
@nifty2年5,200円
(税込5,720円)
3,980円
(税込4,378円)
ソフトバンク光2年5,200円
(税込5,720円)
3,800円
(税込4,180円)

 

 @nifty光の料金特徴3年プランに申し込むと最初の31か月間は割引料金で使えるようになっているんですね。

また@nifty光を契約してさらにauのスマホを使っている場合は、auスマートバリューというスマホ料金の割引サービスに申し込むことができます。

auスマートバリューを適用すると毎月のスマホ料金が家族全員分500円(税込550円)か1000円(税込1,100円)お得になるんですよ。

ただauスマートバリューに申し込む場は@nifty光電話への加入が絶対条件になっています。

@nifty光電話の月額料金は500円(税込550円)からになっていて、この分の料金が@nifty光のネット料金に追加されることになりますよ。

 

 ソフトバンク光の料金特徴ソフトバンク光には2年契約自動更新プランしかありません。

またソフトバンクのスマホを使っている場合おうち割光セットというスマホ料金割引サービスに申し込むことができます。

このサービスではauスマートバリューと同じように、ソフトバンクのスマホが家族全員分それぞれ500円(税込550円)か1000円(税込1,100円)割引されることになりますよ。

おうち割光セットに申し込むには固定電話、Wi-Fiマルチパック、光BBユニットのレンタルという3つのオプションに申し込まないといけなくなっています。

ただ3つ合わせてオプション料が500円(税込550円)なので、高速Wi-Fiを使えるようになることを考えると逆にお得感がありますね。

@nifty光とソフトバンク光の料金を比べてみると、@nifty光で3年契約にしている場合は最初の31か月間@nifty光の方が料金が安くなっています。

ただ割引期間を過ぎた後や2年契約にした場合はソフトバンク光とほぼ同じ料金になっていますね。

金額からみて@nifty光からソフトバンク光のどちらがよりお得かは、auとソフトバンクどちらのスマホを使っているかによることになります。

 

@nifty光からソフトバンク光に乗り換える時の注意点

@nifty光からソフトバンクに乗り換えるのは意外と簡単だと安心したかもしれませんが、それでもいくつか手続きに入る前に確認しておいた方がいいポイントがあります。

特に@nifty光を解約する時に気を付けておきたいことはこちらの2点ですよ。

 

メールアドレスやブログが使えなくなる

@nifty光を契約すると@niftyのIDが発行され、さらにメアドとココログのブログアカウントが無料で使えるようになりますよね。

でもこのメアドとブログアカウントは@nifty光を解約してIDが失効するともう使えなくなってしまいます。

どうしてもメアドを使いたいという場合は@nifty光を解約するのではなく解除したうえで、@nifty基本料金へとコース変更してください。

月額250円(税込275円)でメアドだけを残すことができますよ。

ただもしメアドのために月250円(税込275円)払うのは馬鹿らしいと考えるなら、解約前にフリーメールへと移行してしまうようにしましょう。

 

auスマートバリューは適用されなくなる

auスマートバリューを利用している場合@nifty光を解約すると同時に即割引適用外になってしまいます。

そうすると必然的にスマホの月額使用料は上がってしまいますね。

ソフトバンク光で適用されるスマホ割引はソフトバンクのスマホにのみ有効です。

ネットの乗り換えと同時にスマホもソフトバンクにしてしまった方がお得になりますよ。

ソフトバンク光にはソフトバンクのスマホやケータイとセットでお得な料金になるおうち割光セットがあります。以下の記事で詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

事業者変更以外の乗り換え方法

@niftyからソフトバンク光への乗り換えはどちらも光コラボだから簡単と紹介してきたのですが、2019年7月以前はこの光コラボ同士の乗り換えは他のどんな乗り換えのケースより手続きが複雑でした。

それぞれの回線の解約・新規契約の手続きや固定電話の番号引継ぎの手続き、さらに立ち合い工事など、事業者変更地比べ物にならないくらい手間がかかっていたんですよ。

今もこの方法で乗り換えできなくもないので、念のためその手続きの全容をここで簡単に紹介しておきましょう。

  • STEP.01
    光電話の番号をアナログ戻し
    @niftyで光電話を利用していて、その電話番号は元々加入電話であった場合はNTTに依頼してアナログメタル回線へ復旧させます。
    (今後同じ電話番号を利用する為に必要)
    @nifty光に加入と同時に発行してもらった電話番号の場合解約新規の乗り換えでは引き継ぐことが出来ません。
    光発番の電話番号を引き継ぐ必要がある場合は事業者変更のみ引き継ぎ可能です。
    引越しを伴った乗り換えの場合で同じ市外局番内に引っ越す場合は上記によりますが、市内局番外に引越す場合はそもそもの市外局番が変わってしまう為、特に電話番号の引継ぎには左右されずに乗り換えを検討すると良いでしょう
  • STEP.02
    @nifty光を解約
    2番目の手順として@niftyの解約となりますが、光電話に加入している場合はSTEP1のアナログ戻しと同時にとなります。
    @niftyに解約したい旨を伝えて加入権のある電話番号の場合はアナログ戻しをしたい旨も伝えましょう。
    STEP1と同時進行となります。
    光電話発番の電話番号であったり、そもそも電話番号を気にする必要性が無い場合はこちらのSTEP2の手順からの手続きとなります。
  • STEP.03
    撤去工事と機器の返却
    @nifty光の解約に伴い、設置していた物件が自身の管理外、賃貸などの場合は契約時の物件の所有者の取り決めに従い回線の撤去等が必要になる場合があります。
    持ち家などの場合は特に回線を撤去する理由が無い場合は残置処置として必ず撤去する必要はありません。
    @nifty光からのレンタル機器がある場合は返却が必要となります。
    NTTのホームゲートウェイなどNTTマークがある機器も返却がNTTへ必要です。
  • STEP.04
    ソフトバンク光に新規申し込み
    @niftyを一旦解約しての新規申し込みの為、キャッシュバックがお得なソフトバンク光の代理店窓口より申し込みます。
  • STEP.05
  • STEP.06
  • STEP.0
  • STEP.05ソフトバンク光の開通工事
    ソフトバンク光の開通工事ですが、光ケーブルを残置していた場合は立会工事が不要となる場合があります。
    NTTから送られてくる機器、ソフトバンク光で光BBユニットを申し込んだ場合は光BBユニットが開通工事前に送られてきますので、開通工事が完了したら機器を取付インターネットに接続が可能になります。

ここで一番気をつけたいのが、市外局番から始まる電話番号ならほぼ問題なく引き継げる事業社変更と違い、@nifty光を解約してからソフトバンク光に申し込むと固定電話の番号を引き継げない場合が出てくるということです。

手順の一番上にあるようにアナログ戻しができる場合はソフトバンク光でも同じ電話番号を使い続けることができます。

でもアナログ戻しができるのってもともとの番号がNTT発行の電話番号である場合だけなんですよね。

NTTからではなくフレッツ光や@nifty光から発行された番号を使っている場合は、この手続きに沿って乗り換えると固定電話の番号が変わってしまうことになります。

もし番号を変えたくないなら事業者変更の手続きを選ぶようにしてくださいね。

 

解約新規は一部のキャンペーンが対象外

解約新規だと事業者変更承諾番号発行手数料のように手続き上絶対かかってしまう費用がないので、工事費の残額と解約する月にさえ気をつければ違約金はを0円にしてしまえます。

工事費の支払いが2年半の分割になっているので3年契約だと1回目の契約更新月に、2年契約だと4年後にくる2回目の契約更新月に@nifty光解約すれば費用0で乗り換えることができますね。

ここで気になるのがソフトバンクの代理店から申し込んだ場合にもらえるキャッシュバックの最高額が事業者変更なら15,000円なのに対して、新規契約だと35,000円くらいになることです。

多少手間がかかったとしても@nifty光を解約してからソフトバンク光に乗り換えた方が得なんじゃないかと思った方がいるかもしれませんが、実はこれは間違いなんですよ。

解約してから新規申し込みする場合はあんしん乗り換えキャンペーン使えないので、もし違約金や工事費残額が発生した場合補償してもらうことができません。

契約更新月を狙って解約しても、電話の工事などの関係で解約月がずれ込んで結局違約金を請求されることもあるのでこれは痛いですね。

それに加えて解約してから新規契約だと事業者変更だとかからない費用が以下のようにかかってしまうんです。

ソフトバンク光の初期工事費[最高24,000円(税込10,450円)、室内工事だけなら9,600円(税込10,560円)]

アナログ戻しの工事費[2,000円(税込2,200円)から12,000円(税込13,200円)]

どちらも最高額かかった場合これだけで代理店のキャッシュバックの額を超えてしまいます。

これに電話番号が引き継げない可能性があることと立ち合い工事の面倒さをプラスすると、事業者変更で乗り換えする方が結果的にはお得になるんです。

注意

解約新規ではあんしん乗り換えキャンペーンが使えない。

ソフトバンク光は乗り換え以外の新規契約の場合、工事費実質無料のキャンペーンが使えない。

 

@nifty光からソフトバンク光に乗り換える方法まとめ

@nifty光からソフトバンク光への乗り換えは事業者変更を利用すると簡単です。

スマホを変えるタイミングで乗り換えを考える方が多いと思いますが、光電話の番号がほとんどの場合そのまま引き続けることや工事の手間がないことを考えても乗り換えたいと思った時に躊躇する理由はほとんどないのではないでしょうか。

事業者変更でも解約新規でも乗り換える際のポイントはソフトバンク光の代理店窓口を利用して申し込むことにあります。

その際は申込窓口を慎重に選ぶようになさってください。悪質な代理店だったりすると最悪キャッシュバックがもらえなくなってしまいますよ。